2019年11月22日金曜日

秋月木工のAKI+プロジェクト2019〈徳島県徳島市〉


AKI+2019プロジェクトに参戦。秋月木工デザイナーの村澤さんは例年通りデザイン開発を進めていましたが、プロモーション計画は秋に緊急発進。今回はそれに関連して、撮影と打ち合わせを行うために徳島を訪ねました。


秋月さんとは、昨年11月にIFFTの会場で会って以来。工場を訪ねるのは1年半ぶりです。おや、工場もじわじわと雰囲気が変わっているような。そうです、秋月木工創業以来初の女性工場スタッフが入社されていました。男子校が共学化したような、なんとなくテキパキというかイキイキというか。
ショールームプロジェクトも着々と進行していて、伝えるための取り組みも、じわじわ盛り上がっています。

さて、クリスマスの話題もじわじわな今日この頃ですが、こちらではこの映画がいつでも全編鑑賞することができます。教授の俳優ぶりは何回見ても泣けてくるっちゃ。



股旅社中って何だろう(28)〈岐阜県関市〉


 またまた股旅社中の旅。今回は、岐阜県関市の杉山製作所をたずねました。秋の工場内展示イベントで、鉄家具のオープンワークショップが行われました。杉山製作所がオリジナル家具づくりで、椅子のデザイン開発に取り組んでまだ5年目ということでしたが、すでに10脚近い製品が発表されています。販売実績も良いようです。股旅社中のメンバーの間ではすでに定番化している椅子もあるほど。



今回までのワークショップの成果は、来年の春、ヨーロッパの家具見本市に単独出展するということです。5年目のホップ、ステップ、大ジャンプ。2019年の同見本市では、チームで出展した杉山製作所ですが、来年はいよいよソロデビュー。世界への出航、ボン・ヴォヤーーーーージュ!
出航といえば、さユりさんは「航海の唄」で世界デビューです。


2019年11月21日木曜日

丸晴工務店 デザインコミュニケーションの打ち合わせ〈川崎市多摩区〉


一見おっとりたおやかな丸晴工務店の濃沼さんですが、令和の大工工務店のデザインを伝えるぞ! と、熱いものが胸のうちにフツフツとしています。丸晴工務店がこれからどんな家をつくっていくのか、それをコミュニケーションしていくために、前回からの流れで二つのアイテムのデザインを担当させてもらいました。


地域に根づいた工務店の仕事を垣間見る機会が増えて、住まいには2通りあると感じるようになりました。孫子の代も住み続けることを考えて建てる家とそうでない家。代々受け継いでいく家をその土地に建てようと考えると、地域密着で木を巧みに使って建ててくれる丸晴工務店のような大工工務店にたどり着くのかな、と。それを令和の建主たちにどう伝えるか、濃沼さんと取り組んでいます。
令和といえば、令和初の紅白の出場者が発表されました。初出場の皆さんにも期待ですが、おはよう日本のキャスターでダーウィンが来た! のナレーションをされている和久田アナの総合司会に大注目。ヒゲじいも嬉しかろう。


2019年11月19日火曜日

股旅社中って何だろう(27)〈長崎県諫早市〉


股旅社中の取材ツアー、今回は新会員の長崎県諫早のフルマークハウスのモデルハウスを訪ねました。案内してくれたのは、吉田安範さん。お互いはじめまして同士ですが、同じ股旅を志向する仲間だったり、そもそも知り合いの知り合いみたいなものですから、堅苦しさはなしです。思ったことをザックバランに訊ねて、吉田さんが考えていることをあれこれ聞かせてもらいました。



このモデルハウス、将来的には住まいとして暮らすために建てた家なので、リアリティありありです。心地よい暮らしとはどんな暮らしなのかということと、そのためにふさわしいのはどんな家なのか、考え方がとても明瞭だと感じました。一見すると、 すでにフルマークな満点工務店だと感じますが、吉田さんは、さらに先を拓いていくために股旅社中に加入したということです。
また一社、どことも似ていない個性を持った会員が増えましたが、タイプはそれぞれでも全会員、負けず嫌いだということは共通している頼もしい社中です。


2019年11月18日月曜日

大瀧建築の家づくりの話を伝えるプロジェクト(11)〈浜松市西区〉


絶賛進行中の大瀧建築プロジェクト。パンパカパーン、草屋根棟の棟がたちました。屋根にブルーシートが掛けられていて、ああ、この青いところが緑に覆われるのかぁ、と、脳内変換で半年後をイメージ。主屋の基礎には土台が組まれはじめていて、こちらもまもなく上棟。大瀧さんはアフターバーナーが作動したかのように柱を刻み、刃を研ぎ、鉋をかけます。(※この記事をアップする頃には上棟完了)



この日は、前々回のワークショップで打ち合わせをした人研ぎキッチンの打ち合わせ。左官の花嶋さんがつくった、ミニ人研ぎキッチンで、構造、ディテールを具体的に検討。ミニといっても、確かめるべきところは原寸ですからほぼモックです。ドーパミンだかエンドルフィンだか大量分泌で、関係者一同、家づくりゾーンに突入。
ドーパミンといえばドーパミント、バケツ回そう


股旅社中って何だろう(26)〈鹿児島県鹿児島市〉


股旅社中ワークショップ取材ツアー、今回は鹿児島のベガハウスを訪ねました。股旅デザイン班からの参加は、村澤一晃さん堀達哉さんです。一泊二日でガッツリ取材させてもらう予定でしたが、急遽、予定変更で、萌蘖で八幡会長、廿枝さん、赤﨑さんとガッツリ打ち合わせをすることになりました。こういう予定変更は予定通りです。



今回の取材の観点は、ベガハウスが数年前から取り組みはじめた「チーム制」という組織形態になってからのワークショップの成果を確かめるためです。チーム制は、ピラミッド型のタテ型構造でなくフラットな組織。一人ひとりの能力と判断と適応力がチームを動かし、基礎能力の高さと専門能力が求められます。このチーム制で取り組んでいるオリジナル家具がとっても魅力的です。ベガハウスは、組織も個人もまだまだ進化していく過程のような印象です。大迫さんの頭の中にある新しい工務店ビジョンがどんどん展開していきそうです。


2019年11月11日月曜日

NDstyle. の2020プロジェクトの打ち合わせ〈岐阜県富加町〉


NDstyle.の2020プロジェクトのキックオフミーティングが行われました。2020プロジェクトとは何かはまだ発表できませんが、第11版のあれといえば、もはや公然の秘密でしょうか。今回は、大きな改変テーマを野田社長が掲げて、それについて熱のこもった議論が交わされました。時間が経つ中でいつのまにかなんでか絡まってしまった糸をほぐすことができたような気がします。



ところで、NDstyle.といえば、その工場は中国の大連にあります。大連は大きな観光都市でもありますが、昨今ではこの街に京都がつくられることで注目が集まっているようです。大連の生の情報は、NDstyle.のブログカテゴリー「国際課の飛行機通勤」をご覧になってはいかがでしょうか。
公然の秘密といえば、教則ビデオもあります。AYAMIKEYでとうぞ。


2019年11月1日金曜日

股旅社中って何だろう(25)〈広島県広島市・尾道市〉


股旅社中ワークショップ瀬戸内シリーズに、一泊二日で参加してきました。同行してもらったのは、股旅デザイン班の村澤一晃さん中村圭吾さん、新しく班員になった堀達哉さん
1日目は、風花山本でビッグプロジェクトが進んでいる広島の沖田。これに関連したデザイン開発テーマについて議論や試作検証が行われました。沖田の打ち合わせは、三歩進んでさらに三歩突き抜けたり、一歩進んで三歩退がったり、山超え谷超えの険しい道を厭わずに納得ポイントを粘りづよく探ります。風花山本、沖田がつくる町はどんどん良くなっていきそうです。



2日目は、今年加入した尾道の國本建築堂へ。まずは期間限定公開中のショーハウス「せせらぎの家」へ。山と木々に囲まれた小川のほとりに建てられた平屋の家です。利便性と立地環境をどう捉えるか、考え方をちょっと切り替えると、豊かさも切り替わるなー。
その後は、自宅兼展示場をじっくり見学させてもらったり、事務所に併設されたインテリアライフスタイルショップで、子供のための家具のワークショップを実施。原寸の試作を囲んで議論が盛り上がりました。あ、子供の家具はまだ発表してはいけないこと!? しかし、沖田の鳥居さんも記事にしているので、もはや公然の秘密か。
公然の秘密といえば、AYA SATOさんお元気そうでなにより(*´∀`)♪