2011年3月31日木曜日

GSの収納の本づくりプロジェクトの打ち合わせ③〈東京都中央区〉


GSの本づくりプロジェクト。前回の打ち合わせでいい流れのスタートができて、今回は第1章の全体にわたるラフデザイン案を用意しました。いかがでしょうか、大谷さん、柴田さん、目黒さん。「…………」。良いとも悪いとも、なんともいいがたい、どんよりとした空気。いい流れはここで断ち切れてしまうのか!?



何十ページにもわたる第1章。ラフデザインで全体は確認できたものの、今度は各ページの内容について、より具体的に考えていく段階。しかし、あまりにもページが多いため、どこから手を出していいのか、一瞬躊躇してしまったという状況です。ここは、コツコツやるっきゃありません。

各ページの写真とヘッドラインであらわしたテーマについて、ひとつひとつ確認していきます。4時間に迫る打ち合わせで、ようやく第1章全体の確認をやり切ることができました。頭の中のスタミナは使い切ってしまったのですが、今日は「カフェモカ、ふた無し!」を補給する時間がとれません。体型維持、危うし!?


2011年3月30日水曜日

NDstyle.カタログ 3rd 編集会議〈岐阜県富加町〉


NDstyle.のカタログ3rd Editionづくりが始動しました。商品情報だけでなく、ものづくりの現場情報を発信していくという考え方でこれまで2巻を発刊し、そのコンセプトとコンテンツを展開してホームページのリニューアルを行ってきました。今日の編集会議は、これまでの取り組みを顧みながら、次のカタログの編集方針を見いだすことが目的です。野田康彦社長をはじめ営業課と商品開発課の皆さんが全員集合! 股旅デザイナーの村澤一晃さんと、取材で訪れたコンフォルトの内田みえさんも議論に参加してくれました。



会議はいつものように、熱く積極的に行われました。カタログ自体と使い方についての評価、直面する課題からの発想と将来的な展望からの発想、さまざまな視点から次のカタログについて意見を交換。営業と商品開発とものづくりの現場が、互いにぶっつけあうことはぶっつけあって答えを探る。濃密な話し合いの結果、NDstyle. 3rd Editionの大方針が見えてきました。
追伸:NDstyle.のブログは、営業課、商品開発課、国際課に加えて、現場担当者による「工場からこんにちは」もスタートして4本立てになりました。神戸の直営店blogも準備中です。どうぞご覧ください。


2011年3月24日木曜日

がんばれ!!!②


東日本大震災の被災地に支援品を送るトラック。昨日のうちにeメールで入稿したデータは、今日の午後早めにはフィルム出力が完了。フィルムを受け取ってトラックが待つ施工現場に向かうと、1日のうちに集められた飲み物、トイレットペーパー、紙おむつなどが荷台いっぱいに積まれています。急なスケジュールに対応してくれた施工チームは、ムダのない迅速な作業でメッセージの貼り付けを完了。明日の朝、警察署で緊急車両の届け出を行った後、トラックは被災地に向けて出発します。



さまざまな交通の困難もある中、トラックは、避難所まで直接支援品を届けることができました。被災地へ向かう途中、トラックの応援メッセージを見た小さな女の子が、「がんばってください」と、ドライバーにパンの差し入れをしてくれたそうです。また、このトラックはテレビ中継にも映ったそうで、番組を見た人からeメールをもらったり、ツイッターなどでも話題にあがっていました。復興の輪は繋がっていきます。
このトラックは、今度の日曜日にまた被災地の避難所に向かいます。物資の流通が落ち着くまで、ボランティアは続けられる予定です。週末以外は、通常業務で都内を走っています。応援し合う気持ちの輪が、さらに広がりますように!!


2011年3月17日木曜日

がんばれ!!!①


朝イチでかかってきた電話。東日本大震災の被災地に支援品を送るトラックの荷台に、応援メッセージを描かせてもらうことになりました。



災害に加えて風評被害にも襲われている福島県に向けて、支援品を送るトラックを明日にも走らせたいとのこと。支援品を準備をする間に、トラックの荷台に大きな文字で応援メッセージを描きたいということでした。
ただちに、エーランチ全員でフル稼働。描き文字で応援メッセージを描き、荷台のグラッフィクをデザインして、同時に関係各方面に連絡をとりまくって、明日の夕方までにマーキングフィルムの出力・施工に対応してくれる職人さんの確保に努めました。
支援品とメッセージが被災地の皆さんに届き、人々が輪になって復興に向かうことを祈ります。がんばろう、人間!!!


I'm home. no.52 綴じ込み付録の打ち合わせ③〈東京都新宿区〉


I'm home. no.52の特別編集企画「SHOP & SHOWROOM GUIDE」の打ち合わせで、商店建築社内のI'm home.編集部を訪ねました。近頃はネットでのやりとりや、ディレクターの岡野充宏さんがエーランチに来てくださることが多かったので、気がつけば久しぶりの編集部訪問です。担当させてもらった「商店建築」の増刊号がずらりと並ぶラックを眺めるのは嬉しい気分です♪



岡野さんから前回の打ち合わせ以降の状況をうかがうと、予想を上回る申し込み状況で、予定を上回るページ数になるかも、という好評ぶり。そのぶん、編集作業、原稿整理の仕事量がふえてやや押し気味か!? 入稿までもう1ヵ月しかないと捉えるか、まだ1ヵ月もあると捉えるか、気の持ちようはビミョーなところですが、先行逃げ切りじゃないことは確かです。伊藤由起さんとデザインのこと、構成要素となるデータの受け渡し方法についてキッチリ確認して、制作スタート!


2011年3月15日火曜日

GSの収納の本づくりプロジェクトの打ち合わせ②〈東京都中央区〉


前回の打ち合わせで再開ミーティングを行ったGSの本づくりプロジェクト。今日は、第一章の出だしのラフデザイン案を持って打ち合わせに臨みました。ずいぶん長いこと凍結していたプロジェトだけに、いい流れができればいいのですが、大谷さん、柴田さん、目黒さん、いかがでしょうか?



大谷さんの表情がイマイチ。花粉のせいかな? と都合のいいように捉えようとしても、やっぱりピンときていないようです。デザインもいいし、ヘッドラインもいい、全体のテーマも構成もこれでいいんやけど……。「やっぱ実例にしよや!」と大谷さん。これまでカタログ等で撮りためてきたスタジオ撮りの写真を中心としたビジュアルが、いちばん気がかりだったようです。実例写真が中心! 実例の撮りおろしもどんどん! 打ち合わせは急展開で盛り上がり、いい流れのスタートミーティングとなりました。


2011年3月9日水曜日

旭化成リフォーム SRリーフレット(仮称)の取材撮影②〈東京都新宿区〉


旭化成リフォームのプロジェクト。SRリーフレット(仮称)の取材撮影に行ってきました。今回は、新宿副都心の高層ビル群を望む都心のお客さま宅です。旭化成リフォームの高石恒一さんと営業担当の山田さん、そしてシトラスの橘田洋子さんと取材先にうかがいました。ヘーベルハウスの取材は、高確率で好天に恵まれます。今日も絶好の取材日和!



お客さまの建物は、メンテナンスプログラムに沿って数年かけて順次リフォームを実施中。内外装ともに築20年も経っているとは思えないロングライフぶりがうかがえます。お客さまと担当の山田さんはすでに3年以上のおつき合い。すっかり気心知れた間柄で取材は順調です。外部設備撮影のため、今日は屋根に登ります。ぽっちゃりした体型をあちこちにこすりながら足場の細い通路をひっしのぱっちで昇り、屋根上の撮影も完了しました。
取材後、高所作業の緊張ですっかり消費してしまったカロリーを補うために、中井駅付近の商店街で遅めの昼食。みそ汁かうどんが選べるがっつりとした定食をいただき、今日も体型維持に努めます!


2011年3月7日月曜日

ベガハウスの打ち合わせ番外編「しょうぶ学園」見学〈鹿児島県鹿児島市〉


「みちくさの家」での打ち合わせの翌日、ベガハウスの八幡秀樹さん、大迫学さん、大木拓也さんと、知的障害者施設「しょうぶ学園」を見学。癒し系敏腕ディレクターの大迫さんが事前に申し込んでくれたおかげで、施設長の福森伸さんに案内していただきながら、ギャラリー、さまざまな創作工房、音楽スタジオ、寮、パスタ&カフェショップなど、施設のほとんどを見て回ることができました。ここに入所している皆さんは、日常生活に支援が必要な人ばかりですが、ほとんどの人が、工房やショップで“何かをつくる”ことをしています。



だいたいの方が、ただひたすら同じことをやりつづけています。よった陶土でイソギンチャクのようなものを無数につくる人。布にパターン画のような墨画を描き続ける人。紙の立体で女の子の人形を作り続ける人。だんごのような塊になるまで同じ箇所に糸を刺して刺繍し続ける人。ノミで木をえぐり続ける人。
「押し付けるのでなく、彫る・丸める・ねじる・縫うなど、やれることを好きなようにやってもらているんです」と福森さん。つくったものは、そのまま放置されるものもあれば、国内外のアート展に出品されたり、アートグッズとして販売されているものもあります。どの作品も凄いっ!!! と感じる力強さ、純粋さに満ちあふれています。
つくるって? 生きるって? 頭も気持ちも揺さぶられて、胸いっぱいになった「しょうぶ学園」見学でした。


ベガハウス 鹿児島の幸せプロジェクトの打ち合わせ①〈鹿児島県鹿児島市〉


先日の初顔あわせミーティングに引き続き、鹿児島を訪ねてベガハウスの皆さんと打ち合わせを行いました。コンサルタントの中嶋滋夫さんと乗った飛行機は、新燃岳の噴火警戒により熊本または福岡に着陸するかもといったアナウンスもありましたが、航路を若干変更することで無事に到着。ベガハウスの大迫学さんに迎えてもらいました。向かったのは鰻屋さんで、社長の八幡秀樹さんと合流。まずは腹ごしらえということで、めっちゃふっくらで、めっちゃうまみが濃くて、関東と違って蒸し無しでめっちゃ脂がのった蒲焼きをいただきました。女将さんによると、365日流しっぱなしの井戸水のイケスでさっきまで泳いでいた鰻だそうです。上等なDHA(ドコサヘキサエン酸)できっと頭が良くなったところで、さあ、ミーティング!



ミーティングは、ショーホーム「みちくさの家」で行われました。ミーティングには、設計デザインのリーダー幸野成一さんと、セーターの色がお揃いの長田友紀さんも参加。八幡さんからベガハウスの展望や現状について話していただいたことをきっかけにして、DHAパワー全開で話し合いを行いました。目指すは、自らの殻を破るような新しいプロジェクトの立案と実行。鹿児島の幸せをつくる工務店として何をやったらいいか、糸口がつかめそうな手応えが得られました。
打ち合わせのあとは、ドミトリー428を訪問。古い寮を利用した、いい感じの空間です。詳しくはベガハウスが発行するNEUTRAL No.25でご覧になれます。
さあ、次回も、キバッてごわっす!!!