2016年10月25日火曜日

BC工房の2017年版新聞折込チラシの打ち合わせ〈相模原市緑区〉


BC工房の2017年版新聞折込チラシの打ち合わせで、ふじのリビングアートに行ってきました。地味のあるデザイン展の特別イベント以来です。鈴木さんと上田さんが1年間考え続けてきた企画のオリエンテーションを受けます。とてもダイナミック! いろんな考え方、いろんなやり方、正統と無手勝が一体になったディレクションは、力強い。



感服しながら聞いて、すぐにラフづくりに入っていけそうな明確な道筋が見えるオリエンでしたが、打ち合わせの半ばを過ぎてから、「やっぱり変えよう!」と鈴木さん。「スタッフのみんなに変われと言っておきながら、俺がいちばん変われていなかったよ」、と。まったく新しい道筋へ方向転換。ブルドーザーがスピンターンするような、いちばんダイナミックなのはす鈴木さんのこの切り返し。1週間後、再びふじのを訪ねます。


2016年10月14日金曜日

ベガハウス 鹿児島の幸せプロジェクトの打ち合わせ(35)〈鹿児島県鹿児島市−東京都渋谷区〉


ベガハウス鹿児島の幸せプロジェクト。今回のミーティングもビデオ通話です。前回よりも通信速度が上がるようにセッティングに多少の工夫を施して、音質、画質の改善を図ります。大事なことはやりとりの内容ですが、音や映像が途切れ途切れでは、肝心の話の内容がコマ落ちします。



予定した時間に画面にベガハウスの会議室が映し出されます。八幡さん、大迫さん、吉村さん、ベガの皆さん。デザイナーの村澤さんに、おっ、静岡のアニキこと園田さんもいます。アニキ、ここんとこベガ工房ワークショップに皆勤ですね。
声だけでなく顔が見える状態で複数の人と同時に話し合えるというのは、電話やメールでのコミュニケーションと明らかにちがいます。今回は通信の設定もなかなか良好で、議論の応酬が活性化しました。予定時間を大幅にオーバーして、鶏の唐揚げ定食がすっかり冷めてしまいましたが良しとしましょう。


2016年10月7日金曜日

股旅社中って何だろう(3)〈東京都大田区・横浜市瀬谷区〉


股旅社中、今回集まったのは創建舎。股旅デザイナー、股旅ビルダーの4社、股旅メーカーの2社、事務局、そしてこの活動に興味を持たれた丸晴工務店の濃沼さんがゲスト参加。社中の活動が正式に始まってから、最大規模の集まりとなりました。開催工務店となった創建舎のスタッフの皆さん、熱が入ります。
ソファの座り心地を検証するためのモックがすごい。現場で座面のサイズ、座高をアジャストできます。静岡のアニキこと園田さんもびっくり。新作椅子を発表したばかりの亜由美さんこと島田さんも座り心地の検証に興味津津です。



二日目も朝から全開。股旅社中のあり方について突っ込んだ議論を展開。大事なことは、本音。本音を言うと本音が返ってきます。股旅社中は、参加各社が自己鍛錬、切磋琢磨する協働の場としていますが、その原動力は前向きな思考と飾らない向上心だということが感じられるやりとりでした。さらに、お客さまの取材に向かうと、デザイナーの村澤さん、ソファを製作した園田さんも同行してくれます。こういう真摯さに打たれます。
突然ですが、創建舎の大工たちはきれい好きな男前が揃っていることをご報告しておきましょう。


イシハラスタイルプロジェクトの打ち合わせ(3)〈愛知県西尾市〉


イシハラスタイルのプロジェクトで西尾を訪ねました。前回現場を取材した「晴れる家」が、見学会直前のほぼ完成状態。股旅社中プロジェクトで製作したビッグソファの完成を検証するためにデザイナーの村澤さん園田椅子製作所の園田さんと一緒に、座り心地、寝転び心地、眺め心地を味わいました。快適満点かと思いきや、村澤さん、園田さん、そして石原さんと智葉さんは、99.99点の出来栄えについて議論となり修正ワークショップが始まりました。結局、見学会までに背クッションを作り直すことに。そのこだわりが、品質や満足感の素ですね。



「晴れる家」では、(仮称)新屋根天井が採用されました。新しい試みの勾配天井を見上げて、石原さんは納得の笑顔。家をつくる仕事が好きで好きでしょうがないといった表情です。
その後、ホームページなどイシハラスタイルを伝えることについてのミーティングをみっちり行い、夕刻、石原さんのはからいで祭り見物に連れて行ってもらいました。「三河一色大提灯まつり」。地元である嘉エ門の作庭師・都築さんの案内で、宵闇に吊るされた大提灯の火入れ式を見ることができました。どえりゃあおおきいやね!


2016年10月4日火曜日

秋月木工 AKI+プロジェクトの打ち合わせ〈東京都渋谷区〉


秋月木工の秋月さんが、単身でエーランチに打ち合わせに来てくださいました。AKI+MOTO+ブランドのソロ活動として、AKI+シリーズの新作プロモーションの打ち合わせを行うためです。これまでの協働ワークとは違った切り口、個性をプロモーションに打ち出したい、ということが秋月さんの狙いです。



ほぼ朝イチから話し合いを開始して、とんかつ まい泉での昼食をはさんで、午後もみっちり打ち合わせを行いました。今後、新作の2次試作の検証、ロケハン、撮影を行ってプロモーションツールを制作。2017年初頭の発表を目指すスケジュールです。新しいAKI+、どうぞお楽しみに。


アトリエ苫人 中野さん来A〈東京都渋谷区〉


「地味のあるデザイン展」の共催者の一人であり、「地味のあるデザイン」を編集されたアトリエ苫人の中野照子さんがエーランチに来てくれました。そして、鈴木惠三さんについて長田と星名がインタビューに応じます。折しもKEIZO 22の会の直後。鈴木さんのことなら尋ねられれば話すことはいっぱいあるだろうと、ちょっとワクワクする気持ちで待ち受けていました。



インタビューはときにディスカッションのようになったり、120分間でも話は尽きないほど鈴木さん談義は盛り上がりました。鈴木さんに教わったこと、見て学んだこと、嬉しかったこと、腹が立ったこと。鈴木さんのことを話すのは、エーランチの仕事のやり方を振り返ることであり、自分のことを話すことなんだと、中野さんの質問に応えながらそんなふうに思いました。いつ、どのように編集されて発表されるのか未定ということですが、とても楽しみです!


高校生が伝える福島食べる通信の取材撮影〈福島県須賀川市〉


鯉に恋して号に続き、梨をテーマにした「高校生が伝える ふくしま食べる通信」第7号が先日発刊されました。この取材撮影で、渡辺果樹園を訪ねときの記事です。おいしさと産業としての農業を追求する渡辺さんご夫妻。自然の恵みを授かり、自然の脅威に立ち向かう渡辺さんの果樹園はとても美しく、1ヶ月後に収穫される梨がたわわに枝についていました。



取材は、編集部の高校生たちが中心に行います。風評にさいなまれている地元福島のことをちゃんと伝えたい。伝えるためには、まず自分たちがちゃんと知ることから。そんな姿勢がうかがえる高校生たちの熱い取材に、渡辺さんご夫妻も真剣に応えます。
第7号は、梨の収穫に合わせて1か月早く発刊されたので、次回第8号は2017年1月になります。ちなみに、10月15日には食べる通信オープンミーティングが東京・神保町で開催されます。興味のある方はこちらを。