2019年8月30日金曜日

大瀧建築の家づくりの話を伝えるプロジェクト(9)〈浜松市西区〉


月イチのペースで行っている大瀧建築のプロジェクト。ついに着工となりました。只今基礎工事の準備中。図面、パース、模型で検討を重ねてきたことが、いよいよ現場で現実に立ち上がっていきます。完成まであと380日、2020年の目玉です。
さて、今回はいつものメンバーに加えて、左官花嶋の花嶋さんが参加。大瀧さん中村さんも花嶋さんも、三者それぞれ慎重な物言いですが、やったことがないアイデアを実現するためにわくわくすっぞという顔つきです。じっくり打ち合わせを行い、できそう! に至りました。



午後には、静岡のアニキこと園田椅子製作所の園田さんも参加。造作ソファのつくり、施工方法、メンテナンスに関することから、ファブリック選びまで。こちらもぎゅうぎゅうにこまごまと打ち合わせを行いました。
ゴールのビジョンが具体的になればなるほど、初めてのこと、やることがどんどん増えています。大瀧さんと中村さんは、月イチどころか夏合宿を行い、今度は秋合宿も。彩央里さん、雄也さんのノメリぐあいも、ぱない様子になってきました。(つづく)


2019年8月21日水曜日

工務店の本づくり(1)南島原編〈長崎県南島原市〉


 工務店の本づくりに関するプロジェクトが進行中。今回は長崎へ。7月には諫早市を訪ねたのですが、今回は南島原市、世界遺産のまちです。
取材に向かったのはA川工務店。今の暮らしに合った、そして未来にも受け継がれる伝統構法、土壁の家をつくる大工工務店です。



発刊前のために詳しくを伝えようとすると伏せ字やピー音だらけになりますが、作業場に置かれていたパイプ椅子の座と背が分厚い無垢の杉材にカスタマイズされていたことに感動したことは、ぜひお伝えしたいと思います。そして、南島原そうめんサイコーです。
ピーといえばYouTuberのP丸様。さんが、コミック発行数世界一でギネス認定されている世界的な漫画家、尾田栄一郎さんに絶賛されたことはこの夏の10大ニュースの一つ。幸いなことに、尾田さんが超観ているなっきーシリーズの総集編がアップされました。


2019年8月20日火曜日

股旅社中って何だろう(24)〈埼玉県某所〉


股旅社中のメンバー、ベガハウスの大迫さんと谷さん、デザイナーの村澤さんとJR武蔵野線Y川駅に集合し、アボードの吉田さんに迎えにきてもらい、某工場の見学を行いました。ナニがどうなってコノ集まりが実現したのか、詳しくは股旅社中のウェブサイトで近日発表されるでしょう。あるいは、アボードの製品レーベル、feeltに新商品が加わることを今しばらくお待ちください。ところで、Y川駅では、金のナマズを見損ねたのが心のこりです。



工場ヲタクを自称する村澤さんですが、工場はほんとに面白い。生産の機械や道具は、かっこいいし、きれいだし、見ていて飽きません。職人、エンジニアの創意工夫が生み出した形や動きは、正しく強い考えが具現化したもの。この治具どうなっているの? を説いてもらうと、治具はまさに知恵の結晶。と感心することばかり。フェルトファン心理が俄かに高ぶります、ざわざわ。


2019年8月9日金曜日

小石製作所の工場見学〈徳島県北島町〉


テーブル工房kikiを訪ねた日、kikiの木村さんが小石製作所の見学に連れていっていくれました。小石さんは、鳴門の家具メーカーで職人エンジニアとして新作椅子の開発ワークから製品の製作まで、そして自らもデザインをしていた小石さんです。



なんと、こんな近くに工房を構えていたとは。しかも、かなり戦略的というか、やりたいことを事業化するために、仕事のやり方がしっかりデザインされているように感じます。
数か月に家具デザイナーのM澤さんに、おもしろい工房を見つけたと聞いていたのですが、小石製作所のことだったのですね。あー、びっくり。

ずーっと以前から知っている小石さんですが、新しい出会い、みたいな気分の再会です。


テーブル工房kikiのほぼ月イチ来徳ミーティング(72)〈徳島県北島町〉


テーブル工房kikiほぼ月イチ来徳ミーティング。真夏がやってきたばかりなのに、お正月の準備が始まりました。たくさんのアレが並べられて、選考会になりました。予想以上の盛り上がりで、昨年迷惑をかけてしまった壁画の準備も万全です。これで、時間に余裕ができました。余裕ができたからといって油断大敵あめあられです。



突然ですが、kikiのショップに行かないとわからないことですが、新作椅子がデビューしました。小泉誠さんデザインの「プリン」と、村澤一晃さんデザインの「pinoライト」。
pinoライトは、いろいろライトなところがお客様にしっかり評価されているようです。プリンは、プリンなところをぜひ見てもらいたいと思います。ウェブサイトの商品ページ、早くつくらないといけません。まきまきー。


宮崎椅子製作所のCome on!徳島プロジェクト(51)の打ち合わせ〈徳島県鳴門市〉


宮崎椅子製作所Come on!徳島プロジェクト。今回は、宮崎さん、小泉さん、大柴さんとともに、製品写真撮影のためのロケハンから。ひろーーーい公園と、美術館、図書館、博物館、文書館などからなる施設です。炎天下、脚がぱんぱんになるまで階段を昇降したり、きびしートレーニングを兼ねましたが、なかなかのロケーションをハントすることができました。



 ミーティングの中心は、50周年プロジェクト。若手スタッフが実行チームを組んで、全スタッフを巻き込んで企画立案を進めています。やりたいことをじっくり見つめて、何がやりたいか、何をやったら良いかを探り、それをやれるようにするためのやり方と企画の形を詰めていきます。50周年だから何かをするのでなく、節目を機に、新しい何かを考えてみる。プロジェクトを実践すること自体も、意義深い50周年の取り組みになっています。


BC工房の2020年版新聞折込チラシの打ち合わせ(1)〈相模原市緑区〉


BC工房2020年版新聞折込チラシの制作、例年より1か月早くキックオフ。ふじのリビングアートで、鈴木さん、上田さんと打ち合わせを行いました。新商品の開発とコミュニケーション計画をつなげて、しっかり伝えるデザインを。年内完成を目指します。



ところでこの日、リビングアートギャラリーでは、現在開催中の手仕事ワークショップのイベントの一つ、くりのみ学園作品展の設営が行われていました。絵、タイル、焼き物、バスなどさまざまな作品は、どれも力強いエネルギーがあって元気がもらえます。BC工房の夏のイベント、手仕事ワークショップは9月1日まで。どうぞお出かけください。


2019年8月6日火曜日

大瀧建築の家づくりの話を伝えるプロジェクト(8)〈浜松市西区〉


月イチのペースで行っている大瀧建築のプロジェクトは、濃密さを増すばかり。打ち合わせを重ね、その度にぐんぐんプランが変わっていき、「あ、すごくいい!」と感じることが続いていますが、大瀧さん中村さんにあたらめて、今、プランがどの段階まで到達しているのか尋ねると、「焦っている段階です!」と、中村さんが力強く即答しました。



わくわくする新しい発想、新しい展開が出てくるほど、やること考えることがどんどん増えます。キリがないのか、と思いきや、目的を見つめ直すと、自ずとアイデアが着地するところがあります。わくわくが止まらないうちはまだゴールではなく、然るべき点に到達するとわくわくがおさまって、すとんと、これが答えだ、という感じがします。いろいろなことが、すとん、すとん、と、到達できるか。着工を目前にして大瀧さんと中村さんは、モーレツ夏合宿を計画中!


2019年8月1日木曜日

イシハラスタイルプロジェクトの打ち合わせ(17)〈愛知県西尾市・岡崎市〉


大瀧建築の大瀧さん、股旅デザイン班の村澤さんと中村さんと、イシハラスタイルの股旅ワークショップに参加しました。前々回と同様、今回は岡崎の石工団地・大島組さんへ。石原さんがデザインしたアレの第一号完成品のチェックです。アレとは、8月7日に行われる股旅社中デザイン競技会に発表する作品でもあるので、ここで詳しく伝えることは控えますが、石でできた庭に置くものです。タフなデザインです。完成品の検証をしているときに、中村さんが「どういう技術を持っているところとやるかだけなく、誰とやるかが重要だと改めて思いました」と言っていたのが印象に残りました。いいぞ大島組、もっとやれ!



道具のような家、タフなキッチン、イシハラスタイルの特長の表れ方は、一軒一軒に磨きがかかっているようにうかがえます。暮らし方と家の形ががっちり結びついた強固さを感じます。それでいて押し付けがましさがないのは、家はあくまで暮らす人のためのもの、が大切にされているからだと思います。タフなお客さんが集まってくる。
いま進めているお客様のプラン、大きいテレビがリビングの主役から降ろされるって、なんだか清々しい。