2009年11月21日土曜日

武蔵野美術大学「空間メディア論」の講師〈東京都小平市〉

デザイナーの小泉誠さんが教授をしている武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科で、小泉さんから声をかけてもらい、「空間メディア論」の授業を1時限やらせてもらいました。
せっかく声をかけてもらいながら尻込みするのはよろしくないと思い、普段やっているデザインの仕事をそのまま学生の皆さんに見てもらおうという気持ちで引き受けさせてもらいました。




普段やっていることをそのままといっても、具体的に何をどう見せるか、分かりやすく伝えるかを考えるのは、胃が痛くなるほどの大仕事です。インドネシアの工房に行っているBC工房の鈴木惠三さんとチラシや広告づくりのやりとりしていると、「〈教えるは学ぶコト〉です。タマには学んで、自分の整理をしたらいいです」と励ましの言葉をもらいましたが、それでも講義の準備は胃にこたえました。
出席した学生は約90人。楽しくわかりやすくエーランチの仕事のやり方を伝えようと、小泉さんにツッコミをいれてもらいながら、ひっしのぱっちで講師をつとめてきました。ランチ直後の時間帯でしたが、90人中80人は寝ないでいてくれたので、ようやく肩の荷がおりて、ほっとしました。
授業の後で、小泉さん、助手の角田真祐子さん、学生の皆さん全員と記念撮影。ありがとうございました、いい勉強になりました。




2009年11月12日木曜日

GSの広報・販売促進計画の打ち合わせ③〈東京都中央区〉

前回までにコンテンツや構成について話し合ったことをもとに、今回はデザイン案を持って打ち合せに出かけました。打ち合せには、GSの大谷竹男さん、柴田圭子さん、目黒朋世さん。そして、CogniTom Academic Designの河村奨さんが新たなプロジェクトメンバーとしてそろいました。
大谷さんから、コンテンツの構成について新しい案が示されて、プロジェクトはスケールアップ。デザインの方向性もさらに練っていくことになりました。




今回から参加してくださった河村さんは、DTPからWEBデザイン、システム開発まで手がける方で、主としているのはシステム開発寄りだそうです。声といい、風貌といい、つぶらな瞳といい、オフィス名のとおりアカデミックな雰囲気を漂わせます。帰りがけにちらっと見せてもらったAmazon.comのKindle。携帯電話のネットワークを利用して、“空から本が15秒で降ってくる”(©河村奨)という電子ブックリーダー。カッコイイです! 1500冊分も入るそうで、Amazonを自分の本棚のように持ち歩けるというもの。
大谷さんは「こんなんあったらうちの本棚、要らんようになるわな。でも、こんなんを持ってる人は、部屋も本で埋まってるような人なんよ」と。なるほど、そんな感じがします。それにしても、Kindle、いいなー!! いいなー!! ほしぃーほしぃー☆☆ と思ったのですが、降ってくるのは英語の本ばかり。日本語版の予定や噂はいまのところないようです。


2009年11月11日水曜日

旭化成リフォーム 30周年キャンペーン企画の打ち合わせ③〈東京都新宿区〉

このところほぼ定例化となった旭化成リフォーム30周年キャンペーンの打ち合せは、なぜか遅めの夕方スタートがお決まりコースとなりつつあります。旭化成リフォームの高石恒一さん、シトラスの橘田洋子さん、Allmanの森下昌紀さん、多忙なみなさんの都合を調整するとこうなるということでしょうか。中国出張から帰ってきたばかりの高石さんのお土産でビタミンと糖分を摂取して打ち合せに臨みます。いただいた包みに「太平脯」と書かれていました、“脯(ほ)”は乾燥果肉とか干し肉のことだそうですが、“太平”っていったいなんの果物なのでしょう?????




今回の打ち合せから新たに登場されたのは、旭化成リフォームの山田恭司さん。名刺をいただくと、先日、適用ルールを決めた30周年マークとキャンペーンマークが印刷されています。納品したデザインをこうして手にすることができると、なんだか嬉しいものです。
打ち合せは、今回も前回同様、耳の穴から煙が出てくるくらい脳への負荷が大きいものでした。書類など、テーブルの上にひろげ切れないほど。今日も2時間オーバーの、熱闘新宿御苑でした。
太平脯のエネルギーが切れるころ、打ち合せは終了。時間は夜の9時。空腹であることにも気づいて、新宿駅南口の甲州街道ガード下近くにある中華料理店「石の家」へ。実は前回の打ち合せの後も寄ったのですが、お目当てだった名物「焼きそば(500円)」にたどり着く前にほかのメニューを注文しすぎて食べそこなったので、そのリベンジです! 一体だれにリベンジなのか!?


2009年11月7日土曜日

ダイナストーン カタログ制作の打ち合わせ①〈東京都渋谷区〉

ダイナストーンのカタログ制作に関わらせてもらうことになりました。ダイナストーンは、割れ肌自然石材を先駆的に取り扱ってきたTGM東京の事業を引き継いだ会社で、エーランチはBC工房の頃から20年を越えるおつき合いをさせてもらっています。
打ち合わせは、TGM東京のときにも一緒にカタログづくりに取り組んだ石田隆信さんと永吉崇さん、そして東山瑠璃さんと行いました。




自然石材というと御影石や大理石が広く知られていますが、ダイナストーンが取り扱うのは原石を割り剥がしたままのごつごつした表層を持つ“割れ肌”の石材です。自然石本来の魅力をそなえる材料ですが、コストや施工の手間に加えて、石の妙味を使いこなすには、設計者や施主の技量とセンスが求められます。ですから、販売促進や宣伝広告の目を向ける先は、だれでもかれでもいいということでなく、かなり絞り込んだ視点での戦略や表現を考えていくことになります。割れ肌の良さを一目で伝えられる有能な営業マンのようなカタログを、来年春の発刊を目標に一緒に考えていきます。


マロンこんこん堂 DM、ホームページ、新商品の打ち合せ〈渋谷区神宮前〉

マロンこんこん堂の店主、藤本均さんがエーランチに来てくれて、打ち合わせをしました。9月19日にオープンして約1ヶ月半。お客さんの入りは上々のようです。笠間はこの季節、新栗と稲荷神社の菊まつりで賑わっていて、店内のカフェで一休みしたり、2階のギャラリースペースに展示しているBC工房「マロンテーブル&和椅子」を見て、「自宅でBC工房の家具を使っています」というお客さんが何組かいらしたそうです。




とはいえ、集客のための広告宣伝はまだ本格的には行っていません。地元の情報誌などでは取りあげられていますが、積極的にマロンこんこん堂を発信していくことを藤本さんと考えています。今日はそのための、DM、ホームページなどについて打ち合わせを行いました。
さらに、mother toolの中村実穂さんに提案してもらった「マロンストラップ(仮称)」と「こんこんストラップ(仮称)」のアイデアも、発売に向けて話がトントンと進みました。
彫刻と陶芸と現代アートの作家である藤本さんが営む“面白いお土産屋カフェ”は、どんどん面白くなっていきます。行ってみるっぺよ。