一昨年、外壁のサインをデザインさせてもらった丸晴工務店の濃沼さんに声がけをいただき、デザインワークショップを共同で行なっているsailの中村さんと共に打ち合わせをしてきました。にっこりおっとりとした印象を受けがちな濃沼さんですが、話していると頭の中は印象とは逆で、あれこれいろいろなことをぐるんぐるんとダイナミックに考えています、きっと。ときどき、目がきらーっと、鋭く光ります。
丸晴工務店は大工工務店。良質な天然乾燥させた国産材と大工技術で建てる家が、定評を得て実績を重ねています。昔ながらの和のデザインではないのですが、濃沼さんが悩んでいるのは、丸晴の空間に似合うこれぞという家具が世の中にないということ。家具が置かれた事例写真を拝見すると、しっくりおさまっているように見えますが、濃沼さんは家具のあり方をぐるんぐるんと考え続けていたのです。
その解決策をすでに中村さんと着手していて、エーランチは、丸晴の家具を伝えていくお手伝いさせてもらいます。仮称・キナリ家具プロジェクト。今後の展開をお楽しみに。