2022年6月19日日曜日

股旅社中って何だろう(36)〈岐阜県関市〉


股旅社中の活動が、熱いです。会員メーカーの杉山製作所と会員ビルダーのイシハラスタイルが、オリジナルのテーブルキッチン「アンフォルム」を開発中。プロトタイプが3月の建築・建材展で発表され、現在は秋の発売に向けてブラッシュアップが進められています。今回は、杉山製作所で行われた「アンフォルム」のワークショップを取材してきました。詳しくは股旅社中の記事で紹介していますので、どうぞご覧ください。




「アンフォルム」は、画期的なテーブルキッチン。製品も画期的ですが、コンセプトが画期的。杉山製作所の島田さん、イシハラスタイルの石原さん。見ているところが先へ先へと向かっている。眼差しと実行力が熱い。デザインとはそのモノのことでなく、そのモノが何を起こすか。何かが起きそうな期待を湧かせるテーブルキッチンです。

島田さんは見た目がそうじゃないのに、車でいえば高機動車のようなリーダー。いっぱい載せて、どんな荒地でも強大なトルクでぐいぐい走破してミッションを遂行する。石原さんは見た目も高機動車のようです~。




股旅社中って何だろう(35)〈浜松市西区〉


浜松市の大瀧建築でも見学会を行いました。 前日に参加したメンバーに5名が加わり、 8社14名で実施。家族経営の大瀧工務店に、 一家総出で迎えてもらいました。




参加者が集まったのは、代表の大瀧さんの 自宅でありモデルハウスでもある 「大工の家」。 なんといっても特徴的なのは、母家の脇に 建てられた草屋根棟。まず参加者たちは、 軒を貫いて設置された鉄のはしごを昇って 草屋根へ。屋上ともルーフガーデンとも違う 草屋根の気持ち良さを五感で体験しました。 詳しくは股旅社中のホームページ、 股旅マンスリーで記事が公開される予定です。

股旅社中って何だろう(34)〈静岡市葵区〉

 


野沢工務店「ノザワタウンの家」見学会。 モデルハウス見学の後は、広報担当、野澤裕さんの自宅を訪ねました。市街地から離れた山間部に数年前に建てたこの家。




奥様と二人のお子さんに迎えていただき、 手料理をごちそうになりました。なるべ くガスを使わないということで、風呂は 薪、キッチンには料理用の薪オーブン。 家を構成するために必要な部材だけで仕 上げられている印象。一般的なLDKや個 室の発想はまったく感じられません。 驚いたり、嬉しくなったり、ほんわかと した気持ちになったり。最前線のモデル ハウスと、もっともプリミティブな特別 モデル、大いに盛り上がった見学会でした。

2022年5月30日月曜日

丸晴工務店 キナリ家具プロジェクト〈川崎市多摩区〉


一昨年、外壁のサインをデザインさせてもらった丸晴工務店の濃沼さんに声がけをいただき、デザインワークショップを共同で行なっているsailの中村さんと共に打ち合わせをしてきました。にっこりおっとりとした印象を受けがちな濃沼さんですが、話していると頭の中は印象とは逆で、あれこれいろいろなことをぐるんぐるんとダイナミックに考えています、きっと。ときどき、目がきらーっと、鋭く光ります。



丸晴工務店は大工工務店。良質な天然乾燥させた国産材と大工技術で建てる家が、定評を得て実績を重ねています。昔ながらの和のデザインではないのですが、濃沼さんが悩んでいるのは、丸晴の空間に似合うこれぞという家具が世の中にないということ。家具が置かれた事例写真を拝見すると、しっくりおさまっているように見えますが、濃沼さんは家具のあり方をぐるんぐるんと考え続けていたのです。

その解決策をすでに中村さんと着手していて、エーランチは、丸晴の家具を伝えていくお手伝いさせてもらいます。仮称・キナリ家具プロジェクト。今後の展開をお楽しみに。




2022年5月23日月曜日

テーブル工房kikiのほぼ月イチ来徳ミーティング(79)〈徳島県北島町〉


テーブル工房kikiのほぼ月イチ来徳ミーティング。前回、ちらっと書いた新たな市、「kikiの屋台市」が3月から始まって、「無垢板はぎれ市」ともども大盛況とのこと。出店者も毎回さまざまで、つくる人と使う人が出会う縁日のようなイベントになっている様子です。


毎月2回開催されるkikiの市、出会う・つながる・広がるためにkikiがデザインした工房ショップイベント、どうぞ訪ねてみてください。




ところで、kikiの木村さんは、ワークショップあがりのとき、これから急いで空港に向かわなくてはというタイミングでも、ほぼだいたい打ち上げをやってくれます。たとえ15分でも、スタッフルームのキッチンで木村亭ゆずりの電光石火の早技で肴をこしらえて、一日を楽しくおいしくねぎらってくれます。嬉しい時間のデザイン。一事が万事、木村さんの考え方や行動こそがデザインだなと、感謝しつつ襟を正す思いです。




2022年5月21日土曜日

宮崎椅子製作所のCome on!徳島プロジェクト(58)〈徳島県鳴門市〉

 


宮崎椅子製作所Come on!徳島プロジェクト。新年度の計は、展示会にインターネットやSNS発信で宮崎椅子製作所をもっと伝えていこう! ということで、ワークショップメンバーとスタッフで打ち合わせをがっちり行いました。つい先日、新製品を発表したばかりの小泉さんは、スタッフの杉本さんと次の新作の試作チェックに余念がありません。ほぼ出来上がっているように見えますが、果たしてどのようにして完成品となるのか、発表をお楽しみに。



ホームページでは、デザイナー紹介ページが新設されました。デザイナーと共にデザイン開発に携わったスタッフのコメントをもとに編集したコンテンツです。デザイナーのことを紹介しながら、スタッフや宮崎椅子製作所のデザイン・ものづくりについての考え方や姿勢を伝える内容となっています。第一弾は村澤一晃さん、続いて先日は小泉誠さんのページがアップされました。文章いっぱいですが、がんばって読んでください。更新情報はブログインスタグラムで。


BC工房の新しい出発・感謝のセールの打ち合わせ〈相模原市緑区〉


BC工房ふじのリビングアートに打ち合わせに行ってきました。今年、大きな動きがあります。今回は、その計画について鈴木さん、上田さんからスケジュールや告知のやり方ついて話を聞いてきました。6月には告知が開始されます。BC工房の新しい出発、どうぞご期待ください。



ところで、ふじのリビングアートの建物の北側には、公開されていませんが椎茸のホダ場があります。今のホダ木は、すでに数年経っているため発生の勢いはゆったりしてきたそうですが、肉厚のシイタケがどっさり採れておみやげにいただきました。煮てよし、焼いてよし、乾燥させてよし。ありがとうございます。シイタケの花言葉は「疑い」。常識や現状に疑問を持て、という鈴木さんからのメッセージでしょうか。ちなみにエリンギの花言葉は「宇宙」。どんだけー。




2022年3月10日木曜日

大瀧建築の家づくりの話を伝えるプロジェクト(16)〈浜松市西区〉


大瀧建築プロジェクトは、大瀧さんの自宅でもある「大工の家」が完成し、大判パンフレットをつくったりホームページを改修するなど、じわじわと継続しています。今回は、夏から秋頃に完成予定の現場を見せてもらいました。大瀧さんとsailの中村さんがチームを組んでから2棟目の物件は、大工の家とはまったく趣の異なる和風の平屋でした。




丸太をふんだんに使った構造、軒のつくりには大工の技術と手間がふんだんに注がれていることがわかります。丸太は、京都の材木店まで足を運んで選んだそうです。内装が始まったばかりなので、構造が顕になっていて緻密できれいな木組みに惚れ惚れしてしまいます。和のしきたりを踏襲しつつ、プランや各部のデザインはモダンというか新鮮なものに仕上がりそうな予感。大瀧建築の和の家、完成が楽しみです。

そして、伝えるプロジェクトについても、大瀧さん、彩央里さんから新しいテーマが示され取り組みを開始します。大工の家は予約見学受付中です。ホームページからどうぞ。







2022年1月11日火曜日

股旅社中って何だろう(33)〈愛知県西尾市〉

 


野沢工務店を訪問した翌日、家具デザイナーの村澤さん中村さんと共にイシハラスタイルのワークショップに参加しました。今回は、一日中打ち合わせ室でのミーティング。現場に入らないのは極めて珍しいケースですが、懸案の家具や造作のいくつかが大詰めを迎えているようで、試作の現物や写真を目の前にして、熱いワークショップが行われました。



イシハラスタイルの仕事で特徴的だと思うのは、一点を突破するための突破口の穿け方が見事だということです。大きな課題や漠とした問題に対して、とても具体的で的確と思える糸口を見つけ出します。いま取り組んでいる家具や造作も、それをつくることが目的ではなく、80年以上持つ道具のような家を模索する中で見出した手段なのです。いま取り組んでいる小さなワゴンからは、ワゴンとしての魅力だけでなく、このワゴンが使われる家の価値観や、住む人の思いや考え方が伝わってくるようです。