モルガンスタジオが制作を手がけている、○○○会社の企業案内パンフレット。そのイメージビジュルの撮影を行いました。
テーマは「○○○のコンシェルジュ」。フォーマルなブラックスーツに白手袋を纏ったコンシェルジュのモデルが、ミニチュアのビルを手に乗せたポーズを撮ろうというプランです。今回の撮影で最大の難所は、手袋が大きすぎて(?)モデルの指がさきっぽまで詰まっていない不自然さをいかに克服するかということでした。詰め物を入れようかとか、手袋をぎゅうぎゅうぴっぱったり皺をなでつけたり、あの手この手を尽くす中で、手袋二枚重ねという技でこの問題を解決しました。
カメラを固定した撮影のため、微妙なアングルは被写体側で調整します。「ビルをあと5ミリ高く!」、「反時計にほんの気持ち回転!」、「ビルを若干後ろに傾けて!」、「おっと、ちょい戻し!」と、モデルには厳しい要求が次々と課せられます。無理な体勢で静止するため、30秒もシャッターを切っているとモデルの表情がこわばってきます。でも、写すのは手首から先だけなので、表情はお構いなしとしましょう。
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